2013/05/23 [ Vingt-8 ]
28 Sarasamon(更紗文)
28 Sarasamonの文字盤は、その名の通り、漆工棟梁「雲龍庵」による彩影蒔絵 '更紗文'が描かれています。
漆工棟梁「雲龍庵」は、1678年に富山藩で始まったとされる古典技法の杣田細工を現代に再現し進化させた独特の技法を用いて直径20mm弱の極小な場面に複雑な図案を見事に描き切っています。贅沢な蒔絵の金と貝の配色が18Kイエローゴールドのケースに収まり、細密な漆芸のエキゾチックな彩りと輝きが素晴らしい調和で一体となりました。
2012年のカリ・ヴティラインと「雲龍庵」の出会いから、スイスの精巧な機械式時計と日本の細密工芸による初のアートピースが完成しました。
2013年製
<ムーヴメント>
手巻き
直径30mm、厚さ5.6mm
21石
18Kローズゴールド製ホイール
スモールセコンド
ダイレクトインパルス脱進機(2つのガンギ車を備えた直接インパルス ナチュラル脱進機タイプ)
毎時18,000 振動
パワーリザーブ約65時間
ジャーマンシルバー(洋銀)製 地板・受け
コート・ド・ジュネーブ装飾
スパイラル-グレイン仕上げ
<テンプ>
テンワ直径13.6mm
スティール製
ブレゲ-グロスマンタイプヒゲゼンマイ
18Kローズゴールド製調整ウェイト
フリースプラングタイプ
拘束角68°
振り角巻き上げ時290°
<針>
18Kイエローゴールド製
ブルースティール製
<文字盤>
シルバー製
エンジンターンド装飾(手彫り)
ガルヴァニック処理
雲龍庵「彩影蒔絵」装飾
18Kイエローゴールド製アプライドインデックス
<ケース>
直径37mm、 厚さ10.8mm
18Kイエローゴールド製
両面サファイアガラス
無反射フロントコーティング
3気圧防水
<ストラップ>
18Kイエローゴールド製バックル
手縫いのクロコダイル